ヒデキと椎名が帰って、1人になった良明は

自分の部屋へ向かった。

「あ、良明くん」

それを見て、美香たちとの話を中断して、ゆ

みは良明の後を追っかけた。ヒデキたちとは

大きな声で声でお喋りしていたし、自分とも

お喋りしてくれると思ったのだった。

「ヒデキ君たち帰っちゃったね、今度は、私

と一緒に遊ぼうか」

ゆみが声をかけたのに、良明は黙ったまま何

も言わなくなっていた。