ゆみが良明に苦笑していた。

その後も、ゆみの方に飛んで来たボールは、

わざとゆみより先に良明がボールを蹴り返

してしまっていた。

「もう、良明君ひどい!」

ゆみは、良明の肩をポンと叩きながら、笑顔

で文句を言っていた。

「ゆみは良明に蹴らせてもらえないのか」

隆がやって来て、ゆみと良明のじゃれ合いを

笑って眺めていた。

「そうなの、良明君ひどいの」