「あんた、何組だったっけ」

「え、1組」

少年は、母親に返事した。

「あら、お嬢さんかと思ったわ」

お母さんは、髪がフワッとした少年の顔を覗

き込んで驚いていた。

 「おジョーさんで正しいわよね」

おばさんは、自分の息子の頭を撫でながら、

お母さんに答えた。

「名前がジョーだものね、斎藤ジョー」

「それじゃ、おジョーさんでも正しいのね」