「彼女は、小学校で習う勉強はほぼぜんぶ理

解してしまっています」

進級会議の時、ゆみの担任の先生は他の教師

たちに説明していた。担任ではないが、ゆみ

に別の教科を教えたことのある先生も、確か

に彼女の勉強の進捗は早く、もう小学校で習

う必要はないのかもしれないと同調した。

「それでは、中等部への進級にしますか」

そして、ゆみは1年から2年ではなく中等部

1年、明星学園では7年生と呼んでいる学年

への進級が決まった。