「シャラン、モルジブはどうだった?」

「一応、海外バイヤーからお返事は来たよ」

ゆみが話しているシャランが、輸出部門配属

のスリランカ人のうちの1人だった。

輸出部門には、シャランの他にスリランカ人

の男性がもう1人いた。

「お返事来たのだったら、良かったね」

シャランは、ゆみがここ横浜の貿易会社に入

社する3ヶ月前ぐらいに中途入社したスタッ

フだった。ゆみよりは少しお姉さんだったが

同じ女性同士で仲良くなっていた。