ゆみは、バスのマニュアルに困惑していた。

「ゆみちゃんの車じゃないでしょう。ゆみち

ゃんのお母さんの車でしょう」

経理担当が、ゆみに聞いた。

「ううん、私の車だよ」

ゆみは、答えた。

「お母さんの車だったんだけど、もう私しか

乗らないからって、私の車になったの」

「そうなの?」

経理担当は、ゆみに聞いた。