「いいかな?」

「全然いいんじゃないの、別に」

隆は、運転しながら麻美子に答えた。

「正直、さっきもう乗りに来ないとか言われ

た時、麻美子が本当に乗りに来ない気かと思

ってドキドキしたよ」

「そうなの?」

隆は、麻美子に頷いた。

「後さ、乗せてもらうとか言ってたけど、あ

のヨットは、麻美子も、自分のヨットって思

ってもらって良いんだからね」