麻美子は、自分が生徒を迎えにきたせいかと

反省していたが、実はそうではなかった。

ヨット教室の生徒さんの振り分けは、麻美子

が迎えにくる以前から既にマリーナのスタッ

フ間で決めていて、クルージングヨット教室

の生徒さんたちは、もともと7:3で女性の

数の方が多いのだった。

ウララのようなレース艇たちに若い男性生徒

さんたちを先行して振り分けしてしまうと、

もうあと残りは、ほぼ女性の生徒さんしか残

っていないのだった。