隆は、午前中、セーリングをして来たヨット

の後片付けで忙しそうだった。お昼ごはんの

後片付けを終えた麻美子は、隆に提案した。

「よろしく頼むよ」

ヨットのセイルを折りたたんでいた隆は、黙

って麻美子に頷いた。

麻美子がクラブハウスに行くと、他にも多く

のヨットオーナーさんたちが生徒たちのこと

を迎えに来ていたのだった。

その中に、麻美子が最近知り合ったウララの

松浦オーナーの姿もあった。