「会社はあるけど」

「それじゃ、御蔵に行けないじゃないの」

麻美子は、陽子に言った。

「行きたいなって話をしていただけだよ」

隆が、麻美子に言った。

「隆の言い方は、話だけじゃなくて、本当に

会社をサボりそうにしか聞こえないけど」

麻美子の言葉に隆は苦笑するしかなかった。

「ここからテレワークで仕事するか」

「それ、良いかもね」