「そうだね。いよいよ、麻美子も先輩クルー

になる日が来たんだね」

「先輩クルーって・・」

隆は、新しくヨット教室の生徒さんが来た後

も、麻美子が一緒にヨットへ乗り続けると未

だに思い続けているみたいだった。

「麻美子が生徒達に教えてやってくれよ」

だが、麻美子自身は、新しいクルーが来て、

隆と一緒に毎週ヨットに乗ってくれるように

なったら、自分はもうヨットに乗るのはやめ

ようと考えていた。