雪と瑠璃子は、山道の下から上で待っている

麻美子と香代を眺めながら話していた。

「本当の親子みたいだよな」

隆も、陽子と山道を登りながら、同じことを

話していた。

「どっちー」

「どっち?」

麻美子お母さんと娘の香代が山の上からお風

呂屋さんの方角を聞いていた。

「右!」