「どうしたんだろう?何かエンジントラブル

でもあったのかしら」

麻美子が言った。

「中村さーん!」

隆は、アクエリアスの船内に向かって、中村

さんのことを呼んでみたが、留守のようで誰

も出てこなかった。

「どこかに出かけているみたいだね」

仕方ないので、ラッコの皆は、自分たちのラ

ッコの船内に入った。