「結局、私が作らないとだめか」

麻美子は、隆がいなくなったキッチンの中に

入ると、お鍋にお湯を沸かして、パスタを茹

でる準備を始めた。

パスタを茹でている間に、隆が出してくれた

生野菜を切り刻んでサラダを作った。

「あ、麻美子が作ってくれていたんだ」

キャビンの外から戻って来た隆は、料理して

いた麻美子に声をかけた。

「私が作るしかないじゃないの」

麻美子は、隆の頭を小突いた。

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