皆が、岸壁で夕食を食べていると、真っ赤で

派手なスポーツカーが大島の山を下って、波

浮港の港に入って来た。

明らかに大島の漁港には似合っていないスポ

ーツカーだった。

「おーい、隆くーん」

そのスポーツカーの中から坊主が降りて来て

隆に大声で声をかけて来た。

「ああ、お久しぶりです」

隆も、坊主に大きな声で返事していた。