「川端康成の記念館だってさ」

「川端康成って雪国の作家でしょう。静岡と

伊豆半島の方の人じゃないんだ」

「静岡から海を渡ったらすぐだし、大島にも

いたことがあったんじゃないの」

入場もかからず、無料で入館できる記念館だ

ったし、皆は記念館の中へと入ってみた。

和室の部屋がいくつもあって、それぞれの部

屋には蝋人形が置かれていて、当時の川端康

成の過ごしていた場面が再現されていた。