「隆さん、起きないの?」

昨夜は、遅くまでラッコを操船していたので

朝寝坊をしてしまうのではないかと思ってい

た隆だったが、朝の6時頃に目が覚めてしま

った陽子が、横に寝ている隆に声をかけた。

「いま何時?」

「ちょうど朝の6時ぐらい」

「いけない、随分と寝過ごしてしまったな」

隆は、慌ててベッドから起き上がった。

「瑠璃ちゃんたちも今、起きた所みたい」