「まったく、これじゃ、どっちが社長なんだ

かわからないわね」

麻美子は、渋々作業している隆のことを眺め

ながら、自分でも作業を進めていた。

それから、2人は真っ暗になっている社長室

の中で黙々と作業を進めていた。

リンリーン・・

「はい、もしもし、あら、陽子ちゃん。もう

マリーナに着いたんだ」

電話の相手は、陽子のようだった。