隆は、麻美子の母親が作ってくれた夕食を食

べた後で、麻美子家の皆とリビングでゆっく

りしているときに、麻美子へ話しかけた。

「別に良いけど」

麻美子は、クローゼットに置いていたエステ

ィマの鍵を取ってきつつ、隆に返事した。

「夜のドライブにでも出掛けちゃおうか」

「何も、こんな真っ暗になってから横浜まで

車を出さなくても良いんじゃないの」

麻美子の母親は、夜中に横浜まで出かけよう

としている2人に声をかけた。