「後は、わかるだろう?」

隆に言われて、隆からロープを受け取ると雪

は、それを全然違う方向に結ぼうとして、結

ばれずにするりと抜けてしまった。

「じゃ、いいよ。クリート結びはできるね」

隆は、雪が結ぼうとしていたビットの手前に

あるクリートを指差した。

「そっちのクリートに八の字でクリート結び

すれば良いだろう」

「それならばできる」