片桐先生が、先頭を1人、子供達が後ろを2

人で持って、ようやく持ち上がり、艇庫の外

へと持ち出した。

白いヨットを持ち出した2人は、小学校高学

年で少し大きい子たちだった。

「君たちは、身体つきも他の子よりも大きい

し、この白いヨットに乗ろうか」

片桐先生が、2人に言った。

「ちなみに、この白いヨットのことをミニホ

ッパーといいます」