愛菜は、健ちゃんがレースの時にどこら辺を

走っていたかぜんぜん気づかなかったので聞

き返したのだった。

「ええ、途中まで真ん中辺だったのですが、

ブイを周ってから先頭を走ってました」

「そうなの?先頭って私たちしかいなかった

と思ったけどな」

愛菜は、健ちゃんに言った。

「健ちゃん、今日の昼はさ、外のプールサイ

ドで食べない?」