「このまま行けば、本当に1番でゴールでき

そうじゃないか」

洋ちゃんは、後ろを振り返って、背後で遅れ

出している佐々木と片桐のヨットを見た。

「また、優勝できそうですね」

「ああ」

佐々木、片桐のヨットとは、かなり距離を広

げられているので、余裕を持てた。

「このまま、先生たちの乗っているボートの

左端からゴールラインを越えるぞ」