「教えるって、香代ならともかく麻美子は、

ヨットのことなんて人に教えられるほど何も

知らないじゃん」

「相手が子供ならば、さすがに私でも教えら

れることあるわよ」

麻美子は、隆の頭を小突いた。

「可愛いだろうな。片桐さんが、今度子供の

ヨット教室始めますって提案した時、私も先

生になりたかったな」

麻美子が、隆に言った。