洋ちゃんは、家の中にいるお母さんに大声で

伝えると、横浜駅に向かって歩き出した。

「ね、洋ちゃん。今日も、僕と一緒の船に乗

ってもらえませんか」

健ちゃんは、駅に向かって歩きながら、洋ち

ゃんに話しかけた。

「別に良いけど・・」

「良かった。なんか、まだよく知らない子と

乗るよりも、昔から知ってる洋ちゃんと一緒

に乗れた方が乗りやすいなと思って」