「だから、それは対象者が大人たちだけのヨ

ット教室ですよね」

片桐一郎は、理事会での討論に思わず熱が入

ってしまっていた。

「そうじゃなくて、少年少女たちのためのヨ

ット教室を始めたいのです!」

片桐一郎の理事会での熱弁は続いていた。

「今、横浜マリーナにあるクルージングヨッ

ト教室は、大人のためじゃないですか」

片桐一郎は、理事会で発言していた。