「お肉って、このぐらい焼けば大丈夫かな」

ラッコのギャレーでは、麻美子が中心にな

って夕食の準備が始まっていた。

隆までもが、陽子と並んでダイニングのソフ

ァに腰掛け、テーブルの上でサラダになる野

菜を切っていた。

「雪って、料理はあまり得意じゃないよね」

隆は、前の席でじゃがいもの皮を剥いていた

雪に言った。

「え、やっぱわかる」