「何か食べたいものがある?」

麻美子は、神津島のメイン通りを歩きながら

皆に聞いた。

香代は浴衣、瑠璃子はカラフルなワンピース

で街中を歩いていた。新島の通りと同じよう

に、通りには10代の若者たちで溢れかえっ

ていた。

「ね、麻美ちゃん」

陽子が、麻美子に話しかけた。

「なあに」